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再会と変貌

長い期間を置いての再会となりました。

前回が1985年のことでしたから、もう32年になりますか。いや、その間にも2回ほどちらりと見ていますので、厳密には違うのかもしれませんが。

1976年のF-1にセンセーションを巻き起こした「ティレルP34」前4輪という特異な構造を持ったF-1マシンですね。1985年に見たのも静岡のタミヤ本社ショールームでしたが、今回は同マシンのデビュー40年ということでホビーショーに展示されました。

今回の展示にあたってオーバーホールがなされた、とのことですので、どういう内容だろうと思っていたのですが、それはおそらく再塗装と、あとは展示のために尾灯を点灯可能としたようです。

このマシンは4番のパトリック・デバイユ選手向けスペアだったシャシーにダミーのエンジンを乗せたものであると思われ、展示用に作られたものです。実走したことはおそらかりません。当時に規定では雨のレースが宣言されない限り尾灯は点灯しないので、ある意味展示用のギミックですね。

塗装が原色の青ではなく、少し黒ずんだような独特の色で、これはスポンサーのエルフ石油の当時のコーポレートカラーであるらしいです。その青は当時の記憶通りの色でしたが、えっ、と思ったのは、車番と車体のストライプが蛍光イエローとなっていることです。

これ、ホントなの?

1985年に見たときにはもちろん蛍光ではありませんでした。原色の黄色です。もちろんプラモでもそうなっていました。それが今、蛍光色?

当時の写真では蛍光色かどうかの判別は困難です。また、プラモにしても当時の技術では蛍光色の表現は相当むずかしく、あるいはお金のかかってしまうものでした。これはどういう根拠で蛍光色になったのでしょう。

これが正しい、というのならまだマシなのですが、この種の「復元」でよくやってしまうのが特に色の再現についてよかれと思って誤りをしてしまう、ということです。各地に保存されている軍用機ではしょっちゅう起こっている現象です。

40周年のプラモが出るとのことなのですが、そこでもやはり蛍光イエローの指定になるのでしょうか。それは考証上大変な問題なのですが。世界のタミヤがやってくるのだから、なんの根拠もないとは思えないですけどね。当時からそうなのか。それが正しいのか、ううむ。