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現実問題として

一番問題なのは雇用者、管理職が単なる数字しか見ていないことが多い事だ。

ウチの部署を例に挙げてみる。

工場の操業に関わるコンピュータ関連の部署で、いわゆる縁の下の力持ちだ。

主な仕事は各種改善、次期システムの構築、そしてトラブル対応だ。

改善など基本の仕事だけでも、そのためのマンパワーが既にギリギリか、むしろ足りない。

そして、何かしらトラブルがあればそれに数人日取られることも珍しくない。

つまり、やむを得ず残業をしている状態だ。

にも関わらず、やれ今期は○○万円の改善をしろとか言ってくる。

確かに改善内容によっては無駄を省いた分が月幾らとかの数字で出てくるが、

全ての改善がそういうものではない。

その結果、期ごとの改善額なんてものすごくばらつく。

それで評価しようったって、縁の下にとっては無意味。

本命は工場の操業がスムーズに行われる事であり、そのために力を尽くすのが我々だ。

営業部門なら売り上げという数字がある。

生産部門なら原料購入先の変更等によるコスト削減や生産歩留まり向上などによる収益改善がある。

その数字は確かに意味がある。

だが、縁の下の評価にそれは無意味。

システムの劣化更新をしたところで、数字上はプラスマイナスゼロだ。

改善分だって、各部署からの要求によるものだし、

依頼部門は改善効果と所要コストを天秤に掛けているに過ぎない。

で、そのアテにならない数字を根拠に人事異動などを行うのだ。

「いろんな仕事を覚えろ」等なんだかんだと理由を付けて頻繁に人事異動、組織変更を敢行し、

仕事が出来る人を数人他部署に飛ばしてから新しい人を一人入れるような雑な事をやる。

これでは仕事が予定通りに回るはずがない。

というか、残業が増えて当然だ。

そんなクソな事をやっておいて、残業を減らす努力をしているなどとよく言えたものだな。

少なくとも基本の仕事を1日6時間以内でこなせるだけの人員を用意し、

残りの時間分をトラブル対応に当てられる位の人員配置は必要だし、

人事異動でも新人を一人前に育てるだけの余裕を見て行うべき。

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